なぁにこれ??机の上が!
かたづかな〜い
かたづかな〜い
| だって、机は狭いし、 文具は多いし、 子どもは手ごわいし。 |
まずは、冷静に現状分析 「おそい はやい ひくい・たかい」 |
1.ワークブック、家でなくしちゃった
「あれぇ?3日も続けて社会のワークブック忘れたねぇ」
と忘れ物をした子どもに聞くと、
「だって、なくなっちゃったんだもん」という。
もちろん、学校でなくしたのなら、すぐ探せばいいが、自分の家でなくしたという。
と忘れ物をした子どもに聞くと、
「だって、なくなっちゃったんだもん」という。
もちろん、学校でなくしたのなら、すぐ探せばいいが、自分の家でなくしたという。
これを聞いて信じられないと思う親は、幸せだ。
「そうそう、あるある」とうなずく親も多いのだ。
「そうそう、あるある」とうなずく親も多いのだ。
そこで、子どもたちに自宅での話を聞く。その話をまとめるとこうである。
「机で勉強はしない。
だって、机の上には、いっぱい、いろいろなモノがのっているから。
学校で使うものも、見えなくなるんだよ。
でも、ちゃんと机のまわりにはあるんだけどな。
どっかにはあるんだよ」
プリントやアンケートの提出も、しめきりを過ぎても持ってこない子に催促すると、「先生、もう1枚ください」という。
「2枚も書くの?」とちょっと意地悪くいうと、「なくしたのっ、もうっ!」と逆ギレされることもある(笑)。
「2枚も書くの?」とちょっと意地悪くいうと、「なくしたのっ、もうっ!」と逆ギレされることもある(笑)。
家庭訪問に行くと、『先生、うちの子の机を見てやってください』といわれることもあるが、できるだけ見ないようにしている。
見てもしょうがないし、整理整頓されていてもいなくても、私にはとくに関係ないのだ。
見てもしょうがないし、整理整頓されていてもいなくても、私にはとくに関係ないのだ。
かたづかないのは『情報の処理ができていない』とか、「整理術を知らないからだ」といわれやすい。
だが、実際学校で子どもたちの机を見ていると、単にそれだけではなく、いろいろな要因が重なっているんだよな、と思う。
だが、実際学校で子どもたちの机を見ていると、単にそれだけではなく、いろいろな要因が重なっているんだよな、と思う。
2.学校の机を見て思うこと
1 捨てちゃいけないし、捨てられない
各学期が終わるころに、学校では大掃除があるので、私は
「机の中の整理整頓をしてください」
「ロッカーもかたづけてください」
「お道具箱も」という。
そうすると、ほんとうに「なんでこんなに入っているのか?」と思うような子どもがいる。
「机の中の整理整頓をしてください」
「ロッカーもかたづけてください」
「お道具箱も」という。
そうすると、ほんとうに「なんでこんなに入っているのか?」と思うような子どもがいる。
しかし、よく見ると、ほんらい捨てるべきモノではない「授業で使ったプリント」「お便りや予定表」「教室通信」(笑)などがたくさん噴出してくる。机の中や、お道具箱に詰め込んであるのだ。
それが、入りきれなくなってはみ出している。
つまり、そのときそのときに処理できなかったモノが積み上がり、地層のようになって、化石化しているといっていいだろう。
それは、自宅へ持ち帰れなかったり、あえて、持ち帰らなかったりしているから残るのだ。
そのとき捨ててしまうのはよくないが、かといって、持ち帰るほど大事だとは思っていない。
それは、自宅へ持ち帰れなかったり、あえて、持ち帰らなかったりしているから残るのだ。
そのとき捨ててしまうのはよくないが、かといって、持ち帰るほど大事だとは思っていない。
また、けっこう多いのだが、持ち帰った時の親の反応を考えてしまうので、そのままにしてしまうケース。
そんな、優柔不断中途半端なものが、ゴミ化してしまうのだ。
そんな、優柔不断中途半端なものが、ゴミ化してしまうのだ。
2 子どもは気持ち悪いとは思わない
屏風や扇子状になったプリントが出てきたり、お道具箱に入りきらないのがわかっていて突っ込む子どもも多い。だから、当然、引き出しや道具箱からあふれ、机の上にはみ出してくる。
なぜ、突っ込んでおくかと言うと、突っ込んであるモノを見て、「気持ち悪い」と思わないというのが理由だ。
見えなきゃ、まずOKなのだ。
姿勢の悪い子がいたので、「腰かけを引いて、ちゃんと座りなさい」というと、「腰かけが引けません」という。
そばへ行ってみると、たて笛、道具箱、物差し、図書館で借りた本などがぎっしりと机の中に詰め込まれ、はみ出しているのだ。
お腹で落ちるのを支えている状態(笑)それでも直そうという気持ちにはならないらしい。
そばへ行ってみると、たて笛、道具箱、物差し、図書館で借りた本などがぎっしりと机の中に詰め込まれ、はみ出しているのだ。
お腹で落ちるのを支えている状態(笑)それでも直そうという気持ちにはならないらしい。
私は、こういうときに、全部ぶちまけて、いっしょにしまうのを手伝って整理整頓してもらう。
だが、こういう子は「気持ち悪いだろ?」といっても、「別に」というだけである。
だが、こういう子は「気持ち悪いだろ?」といっても、「別に」というだけである。
3 いまどきの文具が多すぎる
個性化教育の影響や現代的な課題をたくさん学習するようになって、多様なワークシートや資料が子どもたちに渡されるようになった。教員もインターネットの資料やパソコンを使って作った資料を子どもたちに配布する。
しかし、それを整理して保存し、蓄積するだけの力が子どもについているとはかぎらない。
増えたプリントの深さで「おぼれている子ども」も多い。
それに、子どもたちが「消費者」になり、お値打ちな子ども向け商品やお店もいっぱいである。
子どもたちは、買い物が増え、お土産もお誕生日会のプレゼントも増え、それを捨てるなんて考えられない友だち関係があり、モノは「溜まる」一方だ。
子どもたちは、買い物が増え、お土産もお誕生日会のプレゼントも増え、それを捨てるなんて考えられない友だち関係があり、モノは「溜まる」一方だ。
机が狭いということと、整理整頓がうまくいかないということ、どちらのせいか考えても答えはでない。
子どもは手ごわいのだ。
子どもは手ごわいのだ。
公開日:2009年12月8日
最終更新日:2009年12月8日
最終更新日:2009年12月8日













